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杉山清貴&オメガトライブ 5th Album  FIRST FINALE

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続いて取り上げる杉山清貴&オメガトライブのオリジナルアルバムは、彼らのラストアルバムです。
発売は1985年12月21日。
オリジナルとしては5枚目、その前に出たシングルコレクションを入れると6枚目です。
オメガは夏というイメージかもしれませんが、ほとんどのアルバムは秋冬に出ています。そんなわけで、これもクリスマスプレゼントとして買ってもらいました。
ちょっと哀しいクリスマスプレゼントでしたが。。。

年末で解散すると発表されていて、10月に彼らはベストアルバムを出しました。(このベスト盤はオリジナルアルバム未収録の「サイレンスがいっぱい」も収められています)
本来ならこのベスト盤がラストになるはずでしたが、林さんが説得してもう一枚アルバムを作ろうという運びに。

アルバム全体のトーンは暗めなんですが、名曲が多く詰まっています。サウンドは見事に方向性がバラバラというか、杉山さんのやりたい放題の音、林さんのプロフェッショナルな音、西原さんの音、高島さんの音、、、、このばらばらさ加減はもはやあっぱれなんだけども。
いいんですよこれがまたね。
また当時の杉山さんの歌い方が非常に好きだったのもありますが、とても充実したサウンドに仕上がっていると感じます。

もう解散コンサートツアー中で、リハーサルが十分できないからという理由でアルバムの曲は残念ながらフェアウェルコンサートでは使われていません(あ、シングルのガラスのパームツリーはやっています。)
ですが、佳曲が多いから、本当は何か入っていたら良かったかな、って今ではかなわない願いですが。
アルバムラスト曲なんて、めちゃくちゃいい曲です。優しくて切なくて、、、でも温かいバラードです。泣けますね。




FIRST FINALEクリエーター情報なしバップ  

1 ガラスのPALM TREE 
作詞:康珍化 作曲・編曲:林哲司
7thシングルでダイドードリンコ「ジョニアン・コーヒー」CMソングでした。

テレビ中継などはコンサートツアー中の中継が多かったんですが、夜ヒットなどでも歌っていました。
もう思い出せないのですが、ちょっと鼻声で歌っていたのがあって、それも良かったなあ。

当時の私にとって、シングルで一番好きだった「サイレンスがいっぱい」を抜いて、寝ても覚めてもこればかり聴いておりました。ラストシングルだったというのもあるかもですが、曲そのものが好きでしたねぇ。あの循環コードにがんじがらめになっていたのかな。
「月が銀の弓を引きしぼる」というところが大好きです。
康さんの言葉のセンス、素敵すぎ。


2.夕凪通信
作詞:佐々木清隆 作曲:高島信二 編曲:志熊研三

ほとんど暗めの曲が多いこのアルバムですが、高島さんのこの曲だけが明るいです。
最初に買った時、タイトルだけ見て、「海風通信」みたいなノリノリのかな、と思ったら、優し気な感じの曲です。高島さんらしさあふれる曲です。
♪ゆう~なぎ~つう~しん~♪


3.NOVEMBER BLUE 
作詞:有川正沙子 作曲:杉山清貴 編曲:笹路正徳

初めて笹路さんと組んだ杉山さんの曲。サビのメロディーが好き。

4.REMEMBER THE BRIGHTNESS 
作詞:青木久美子 作曲:杉山清貴 編曲:志熊研三 

これは杉山さんの初期の曲の中でも、きわめてロック色の濃い作品で、わたしもこのアルバムの中では一番聴き込んだ曲です。かっこいいです。

5.霧のDOWN TOWN 
作詞:藤田浩一 作曲:西原俊次 編曲:志熊研三

このアルバムは秋元さんが加わっていませんが、なんと藤田さんが作詞に名を連ねています。
西原さんの曲の中ではSATURDAY'S GENERATIONと同じくらい大好きな曲です

6.PLATONIC DANCER 
作詞:青木久美子 作曲・編曲:林哲司

めっちゃ、80年代打ち込みサウンドって感じです。ちょっとUKポップロックちっくかな。
これたぶんライブとかでやるとめっちゃ盛り上がると思うんですよね。

7.二度目のイヴ 
作詞:有川正沙子 作曲・編曲:林哲司

オメガのアルバムにはやっぱりこういうちょっとおしゃれな曲が入っているのがミソ。ミディアムテンポの佳曲です。

8.君はIN THE RAIN 
作詞:有川正沙子 作曲:杉山清貴 編曲:笹路正徳

こちらも笹路さんと組んだ作品ですが、ソロになった時の杉山さんの作風にすごく近いですね。
これもこのアルバムの中では明るめな曲でいいですよ。



9.FIRST FINALE 
作詞:有川正沙子 作曲・編曲:林哲司

ディレクターによると「君のハートはマリンブルー」の流れを組む曲だそうです。
ちなみにガラスのパームツリーはサマサスのアンサーソングという位置づけ。

林さんはオメガのための最後の作品として、とても思いを込めて作ったそうですが、ほんとうに素敵なバラードです。最後のコーラスのところなんて涙が出そうです。このコーラスの部分、サビのメロディーというか、一番のモチーフと重なる感じがして、胸にきます。

Bodyrockers - I Like The Way

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明日から10月ですね。
今日はたな卸しがあります。
すんなり帰宅できることを祈る。。。いや、まあ、今日はいいんだけども、明日から結果が確定するまでがヒヤヒヤもの。


無事に9月が終わるといいな。

さて、もうすぐスケートのシニアのシーズンが本格的に始まります。
もう始まっているけども、いよいよグランプリシリーズもカウントダウンだし。

Bodyrockers - I Like The Way


というわけで、わたしにとってスケートリンクにいると聴きたくなるこの曲でシーズンスタートです。
ほとんどBodytockersのことは知らないんだけどもね・笑

アイスダンスの映像が頭に。。。。ナフカに必死についていくロマンとか、かっこいいアルベナとマクシムとか。。。よぎりますなあ。


ではお仕事頑張るぞぅ!

杉山清貴&オメガトライブ~SINGLE’S HISTORY

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さて、お次の杉山清貴&オメガトライブのアルバムは1985年10月23日に発売されたベストアルバム「SINGLE’S HISTORY」です。
なんとなくさかのぼっていく感じになってきましたな。

この時点までに出ていたシングルのA面6曲と、B面のうち4曲が収められています。
惜しくも漏れてしまったB面は1stシングル「サマーサスピション」のB面「渚のSea-dog」と2ndシングル「アスファルトレディ」のB面「A.D.1959」


(1993年にはラストシングルの「ガラスのパームツリー」のAB面と、「渚のSea-dog」「A.D.1959」も加えた全シングルのAB面を入れたシングルコレクションが出ています。
この記事の一番下に貼り付けておきます。)

「SINGLE’S HISTORY」には、それまでアルバム未収録だったB面のうち4曲、シングルA面の「サイレンスがいっぱい」が初めて納められました。
また、「アスファルトレディ」と「ふたりの夏物語」はオリジナルアルバムのほうでは少し違うバージョンが収められていたのですが、このアルバムではシングル・バージョンを収録してあります。
ですから、初収録は7曲、とカウントしていいのかな。

当時中学生だったからなかなかシングルまでは購入できませんでしたから、このベスト盤はとてもありがたい存在でした。
また、「サイレンスがいっぱい」が入っていたのもポイントが高かったなあ。


ベスト盤というのはいろいろな作り方があると思います。特にシングルコレクションの場合。
発表順に曲を収めるのも、ひとつの在り方だと思うし、親切だと思います。声の変わっていく感じもわかりやすいし。

ただ、このSINGLE’S HISTORYはまだA面B面というものが存在していたころの作品というのもあるからか、製作チームのこだわりなのか、単に時間配分なのかわからないですが、曲順は発表順というものではありあませんし、各々のシングルのAB面を可能な限り近づけて配置、ということもありません。
私はこのA面、B面の並び、好きでした。
A面の、サイレンスがいっぱいで終わって余韻に浸って、
B面はノリノリのアスファルトレディで始まってそしてサマサスできゅんきゅんし、フェアウェルで癒され、最後はちょっとヨーロピアンなリヴァーサイドホテルで〆、ってのがよかったなあ。
SINGLE’S HISTORY
1. 君のハートはマリンブルー
2. ROLLING MEMORIES
3. ふたりの夏物語-NEVER ENDING SUMMER-
4. JOANNA
5. サイレンスがいっぱい
6. アスファルト・レディ
7. 愛を巻き戻して
8. SUMMER SUSPICION
9. FAREWELL CALL
10. RIVERSIDE HOTELバップ

#01 君のハートはマリンブルー
作詞:康珍化 作曲・編曲:林哲司
3rdシングル。(TBS系ドラマ「年ごろ家族」主題歌ということですが、そのドラマのことは全く知らない。。。。)

この曲については、オリジナルアルバムを取り上げるときに書きます

#02.ROLLING MEMORIES
作詞:秋元康 作曲:西原俊次 編曲:志熊研三

6thシングル「サイレンスがいっぱい」のB面で西原さんの曲。
ラジオで1回しか聴いたことが無かったので、アルバムに入ってホッとしました。(だからシングル買いなよって話なんだけどさ・苦笑)
歌詞もけっこう好きです。メジャーから入って、サビはちょっと切なめです。

#03.ふたりの夏物語 -NEVER ENDING SUMMER-
作詞:康珍化 作曲・編曲:林哲司
5thシングル。日本航空「JALPAK」CMソング。
アルバム「ANOTHER SUMMER」には別バージョンで収録されていいます。
いやー、いつ聴いてもいいですねぇ。


#04.JOANNA
作詞:秋元康 作曲・編曲:林哲司
4thシングル「リバーサイドホテル」のB面。
けだるくてシャーデーみたいな雰囲気。
杉山さんがソロになってからもけっこう歌っていておなじみです。



#05.サイレンスがいっぱい
作詞:康珍化 作曲・編曲:林哲司
6thシングル。とても好きな曲。NTV系ドラマ「のン姉ちゃん 200ワット」主題歌だそうですが、このドラマも全く知らないでござる。
よくよく考えると私、中学生の時って連ドラってあまり見ていなかったんだわな。。。。


とにかく素晴らしい。
私にとってはこれが彼らのシングルで最も好きな曲です。



#06.ASPHALT LADY
作詞:康珍化 作曲・編曲:林哲司
2ndシングル。アルバム「River's Island」にはロングバージョンが収録されています。
でもアルバム・バージョンを聴いていた時は「テレビより長くていいわ~」って感じで別に不満には思ってませんでしたけどね。
しかもアスファルトレディはあまり売れなかったので、テレビで見るチャンスもあまりなく、「シングルと違うじゃん」とかわかってなかったよ、きっと。



#07.愛を巻き戻して
作詞:秋元康 作曲:杉山清貴 編曲:志熊研三
3rdシングル「君のハートはマリンブルー」のB面。
ミディアムテンポのメジャーコードの曲。イントロのきらきらした感じが好きでした。



#08.SUMMER SUSPICION
作詞:康珍化 作曲・編曲:林哲司
デビュー曲です。出会いの原点です。
1stアルバムのところでまた触れます。


#09.FAREWELL CALL
作詞:秋元康 作曲:高島信二 編曲:志熊研三
5thシングル「ふたりの夏物語」のB面で高島さんの曲。
高島さんの曲はほんとにやさしさにあふれていますね。泣けます。
これが杉山清貴&オメガトライブでデビューしてから、初めて採用された彼の曲です。


#10.RIVERSIDE HOTEL
作詞:康珍化 作曲・編曲:林哲司
4thシングル。「NEVER ENDING SUMMER」の記事で取り上げていますが、こちらも愛着のある曲です。
弦の音も好きです。



杉山清貴&オメガトライブは2年7か月?8か月? ファンとしてはあまりにも短くてさみしい活動期間でしたが、そのおかげですべての楽曲が体に入り込んでいるのはありがたいです。
全部で50曲です。
シングル7枚、アルバムが5枚、ベスト盤1枚、カマサミコングDJスペシャルが1枚。
すごく鮮明に覚えている。
まあ、若かった、10代だから頭も柔らかかったのかもしれませんが。

ラジオっ子でもありましたが、中学の頃は連ドラをあまり見ない分、歌番組はかなり熱心に見ていたから、よけいにシングル曲は映像ともシンクロして記憶鮮明。
サマサスの初期の頃は高島さんレスポールの赤いのだったな、いつの間にやらオリンピックホワイトになったなー、とか、ピンクもよかったよなあとか。大島さんの髭とか。



杉山さんがソロデビューしてから出した楽曲のほうが長いお付き合いになるし、大好きな曲も多いです。
最初のソロアルバムbeyondからmoonsetあたりまでの曲はオメガ時代と同じくらい、身体にしみ込んでいる。
そのあと、、あ、ZAMPAも大丈夫か、、、そのあとくらいからは家事と仕事でけっこうバタバタしていたのと、記憶力も悪くなったのか?どれがどのアルバムの曲なのか、歌詞とか、誰が作詞?とか、ぱっと出てこない。
もちろんぱっと出てこないからその曲に思い入れがないとかではないんだけど。
さすがに30年コンスタントにアルバムを出しているし、(たくさんあるベスト盤は抜かす)30枚近くオリジナルアルバムがあるから、けっこうこんがらがっちゃうんですよね。
しかもこのところ杉山さん、ファンのみんなが求めるものというか、歌うたいに徹しているような活動ですよね。製作する、ってよりも、歌って欲しいのをじゃかじゃか歌いますよー、という感じがするような。

実際にアルバムを聴き出せば記憶は戻るとはいえ、ちょっとナサケナイ。
愛が足りないのかしらー。うそーん。
ま、逆に言えば、これからもじっくりゆっくりずっと聴いていけばいいのだし、新しい魅力に出会える、気づけるチャンスがいっぱいあるから、幸せだと思わないといけませんね。


こちらは全シングルバージョンのA・B全部を収録したベスト盤。1993年発売
収録順も発表順になっているようですね。
これは持っていません。ガラスのパームツリーのB面はボックスセットで持っているから買わなかった。
杉山清貴&オメガトライブ/シングル・コレクション1983~1985
1. SUMMER SUSPICION
2. 渚のSea-dog
3. アスファルト・レディ
4. A.D.1959
5. 君のハートはマリンブルー
6. 愛を巻き戻して
7. リヴァーサイド・ホテル
8. ジョアンナ
9. ふたりの夏物語
10. FAREWELL CALL
11. サイレンスがいっぱい
12. ROLLING MEMORIES
13. ガラスのPALM TREE
14. LONELY RUNNERバップ

お題「好きなコーヒーチェーン店は?」

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お題「好きなコーヒーチェーン店は?」に参加中

無いんだなあ。。。。

自分で淹れて持ち歩いてるから、基本的にチェーン店に入らない・買わないんですよね。



だいたいこんな感じで、この急須?ティーポット?これになみなみ作って、水筒2本プラス朝でかける前の1杯くらい。
1本は母用に家に置いていき、もう一つは私が仕事に持っていきます。
日中はこのコーヒーの水筒と、あとはゲロルシュタイナーで乗り切っています。















しいて言えば、ドトールは、チェブラーシカのキャンペーンをやった時は、行ったりしました。
それでもコーヒーメインというより、オマケ目当てだったし、メニューもコーヒーよりあのバゲットサンド?パニーニのセット?ああいうので選んでいますかね。
あとはデパートやモールなど、キーコーヒーのイートインコーナーがあるところで、好きな豆で淹れてもらうコーヒーは美味しいですね。





全く利用しないわけではないのですが、いろいろあるチェーン店の中では、持ち帰りではなく店内メニューの時は、ごみになってしまうプラ容器ではなくて、陶器やガラスを使っているお店のほうが、好みかな。
どっちがいいのでしょう?容器を洗ってコーヒーやミルクやその他もろもろの油脂なんかを流すのと、プラごみとしてまとめて全部処分するのと、どっちが環境にいいのか?
そんなこと言ったら、コーヒー農園での労働搾取問題とかあるし、フェアトレード以外のコーヒーは飲めなくなっちゃうか。。。。今に本物のコーヒー、飲めなくなったりしてね。




それはさておき。
会社などのつきあいで、その手のチェーン店に入った時。
「ブレンド」だの「ホット」だの頼んで、あまりおいしくなかったときはかなり切ない。(美味しかったらもちろんいいんだけども)
しかも打ち合わせがグダグダまったりだったら、目も当てられない。それだったら、思い切って「ココナツジュース」とか「バナナジュース」とか飛躍してしまうという勇気はないのですが・笑
いやもう、なんとかはかき捨て、じゃないけど、どうせ人生折り返し?好きに生きればいいではないですか、アイ・キャン・フラーイ!

って、、、、それでもコーヒーを頼んでしまうんだろうなあ。頑張って、グレープフルーツジュースとかか?


ホテルでもドリンクバーでもブラックばっかりで能がない・笑
でもこだわりがあって、1回1回ギュギューンってコーヒー豆挽いて淹れるタイプのマシーンじゃなく、5~10杯くらいまとめておとしたコーヒーをサーバーに置いといてくれるようなところ?あれは「新しいのがセットされた」タイミングで注ぎに行ってますよ。
残りがちっとばかしになって、とごっているようなやつは、ウォーマーから降ろして「おかわり欲しいです」をアピール。今では「新しいのください」ってはっきり言えるまで成長、もとい、図々しくなりました。

サー・ネヴィル・マリナー逝去

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2016年10月2日イギリスの名指揮者サー・ネヴィル・マリナーが亡くなりました。享年92歳とのことです。
ご冥福をお祈りいたします。

こちらの記事など、わかりやすくまとめてあると思います

タワレコにも特設ページができていました

Haendel - Arrival of the Queen of Sheba - Sir Neville Marriner

サー・ネヴィルと言ったら、アカデミー室内管弦楽団



彼らは膨大なレコーディングを行っていますが、澄んだきれいな音がとても素敵でした。
クラシックの演奏って、いろいろな解釈があるし、聞き比べも楽しいのですが、何か煮詰まってわかんなくなった時とか、突飛な演奏とか聞いて「ちょっと一旦リセットしよう」なんて思う時、
サー・ネヴィルとアカデミーの演奏のレコードやCDはとても「クリアー」な感じがしてよかったなあ。






シバの女王のレコード大好きだったなあ。
シバの女王って、映画とかオペラとか、そのころラジオでよく流れていたのって、かなりドラマチックな雰囲気の曲が多かったから、これを聞いたときは新鮮でした。



青少年のための管弦楽入門 ネヴィル・マリナー

30年以上も前になるのですね。サー・ネヴィルのお若いこと。

私が初めて彼の姿を見たのはN響の「青少年のための管弦楽入門」
大好きなこの曲との出会いは、このテレビ放送だったのでした。
YAMAHAのお稽古で、先生がアンサンブルってこんなに楽しくて素敵なことだと、この映像や録音テープで教えてくれたのです。
とはいえ、当時は小学2年生、ネヴィル・マリナーがどうとかはわかっていませんでしたが、このN響の放送でブリテンのこの曲の虜になったのですから、N響に感謝です。



モーツァルト関連はたくさん記事が出ると思うから、、、あんまり拾われないようなのを、、、

と思いつつ、さんざんお世話になったこれらのレコードは忘れがたいです。
わたし、シェリング先生とグリュミオー先生なら断然グリュミオーLOVEなのですが、、、でもこのバッハのはレコードが擦り切れるまで聴きました。
J.S. Bach "Violin Concerto BWV 1041" Henryk Szeryng

シェリング先生とのバッハ
Andanteのとこが好き

J.S. Bach "Double Concerto" Henryk Szeryng/Maurice Hasson

バッハのドッペルコンチェルト
シェリング先生とモーリス・アッソン


Ralph Vaughan Williams, Five Variants of 'Dives and Lazarus'.Sir Neville Marriner / ASMF

ヴォーン・ウィリアムスの「ダイヴとラザロ」による5つの変奏曲
これもアカデミーが録音しなかったら出会わなかっただろうなあ。



DAVID BOWIE is

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何度かとりあげてきたデヴィッド・ボウイ展 DAVID BOWIE ISですが、いよいよぴあでの最速先行販売がはじまりました。

まあ、開幕ほやほやの頃は、仕事がめちゃくちゃ忙しい時期なので、絶対にいけないし、、、そもそも休めないから、今回はチケット購入はいたしませんが。

平日に休みをとってじっくり観に行きたいと思います。

「暴威マント」をまさか生で見られる日が来るとは。。。。

気になるお店

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川上麻衣子、家具ショップを9日にオープン「仕事がオフのときはできる限り顔を出したい」


リチャードを観に東京へ行くときに(泊りだから)いろいろ行ってみたいところあります。

あんまりショッピング関係はないんですが、、、それでもねー、静岡にはないフライングタイガーとかはチェックしたいなあとか思っていて。

そうしたら、川上麻衣子さんがスウェーデン家具とガラス製品、小物なんかを扱ったお店を出すとのこと。
ちょっと気になる~。

楽しみです。

ノーベル賞やら小学2年生休刊やら

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大隅さん会見「ノーベル賞には格別の重さ感じる」


それにしても、賞金の使い道、なんか奨学金とか研究助成制度みたいなものを作りたいという篤いお言葉、胸が打たれますね。

わたしも宝くじが当たったあかつきにはスケートリンクとかスケーターへの援助とか、、、あとは実力があっても芸術監督の好みの問題なのかなかなかキャスティングされないダンサーの公演なんかのプロデュースとか、、してみたいもんです。そういう気持ちはあるんです。でも買わないんだけども。
他力本願、、、


ちょうどノーベル賞受賞のニュースの時に、小学2年生という雑誌の休刊のニュースも聞いて。
淋しいなあ。
小学2年生といえば、漫画あさりちゃん、、、はさておき。
小学○年生シリーズの雑誌、これは買ってもらっていましたから、けっこうお世話になりました。
学研の科学と学習、そっちのほうは、欲しくても、うちの親が教育関係の出版社に勤めていたから、いわゆる学習教材的なもの、買わなくてもやたらめったと家にあり、ましてやよその会社の雑誌、買ってくれません・笑

ゴールデンエイジ、、、スポーツにおけるその手の時期はワタクシはたいしたことはしていませんが(プールだけはしっかりやってた)、それでも、ノーベル賞クラスの人ほどではないにしろ、ものすごくたくさんのことを吸収していたと思います。
勉強にしろ、それなりのスポーツにしろ、読書だの楽器だの。。。。
大成する人ほどの努力にはまったく及ばない、そんな程度の努力だったけど、、、あの頃身に着けた技術は今でも役に立っている。

そんな中、小学○年生、とか、よそのお兄やんお姉やんに読ませてもらっていた中一コースやら中一時代(だっけ?)、学研、科学、、、ああいうのって学習ネタからエンタテインメント、生活のちょっとした知恵とか、凝縮された雑誌で、そこから得たものって大きかったです。


たぶんこのあと残された小学1年生も、いずれ消えてしまうのかもしれませんね。淋しいな。

ジョエルが白蛇さんとして来日するんだけども

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ところで白蛇さんたち、なんともうすぐ静岡に来るのですよ。10月10日のもと、体育の日に。


わたしはディープ・パープル世代ではないんで、、、デヴィ・カバっていったらホワイトスネイク。
しかしながら、両方とも「貸してくれるならレコード聴くよ」というくらいなんですが、一昔前の解散ツアー(エイドリアンがいたころです。結局解散しとらんやん。。。)にスティーヴ・ファリスが参加したときはお友だちと「スティーヴが来日するなら行かねば」という感じで行ったのでした。(ほんと、白蛇さんファンからしたら、不届きものだわい)



その後いろいろあって、なんとまあ、、、ナイトレンジャーからホワイトスネイクへお嫁に行ってしまった、ジョエル・ホークストラ。
ナイトレンジャーのファンからすると、またデヴィカバの犠牲者がここに一人、、、(スイマセン。まあでもホワイトスネイクにはそれだけの求心力があるんでしょう。ちぇ。)と思ったものですが、その後うまく行っている模様なので、それはそれでよし。



ジョエルが来日するならなあ、観たいなあ、、、なんて思いましたが、もうチケットない模様。
せめて静岡駅でお出迎えしようか。。。。(暇人)
というか、うちの弟、お花届けに行かないのかなあ。白蛇さんじゃ、無いかなあ。。。。
ってか、文化会館近所だし、ジョエルお迎えだけ行こうかなあ。。。ああジョエル~~~~~。


それにしてもなんでまた、静岡と大阪なんだろうね!そこ、びっくりよ!たまたま空いてたのが静岡文化会館なのか。。。。でもまあ、日本のへそみたいな位置だから、ファンの皆様は遠征しやすいのではないでしょうか。




ってか、静岡公演が決まったお知らせとか、全くスルー。
もう7月から8月なんて、あたしゃリヴィングデッド状態だったよ、仕事がすごすぎて。知ったのは9月半ば過ぎだったよ。

まあ、白蛇さんの熱心なファンじゃないから、そこはジョエル観たさに、こんなやつがチケットゲットするのは非常に申し訳ないので、おとなしくコンサートのご成功をお祈りいたします。
みなさま、なにとぞドーモくんみたいな、ジョエルをどうぞヨロシク。

Whitesnake- Joel Hoekstra 2016




ついでに静岡もヨロシクー。

Joel Hoekstra's 13 - Until I Left You (feat. Jeff Scott Soto) (Official / Studio Album / 2015)

こっちはジョエルのソロですよ。
歌っている人じゃなくて、ギター弾いてるでかいドーモ君みたいなお兄やんがジョエルですよー

ジョエルのソロもいいですよー



最後に愛すべきドーモ君がナイトレンジャーにいた頃
Night Ranger - Growin' Up In California (Official Video)


Night Ranger - High Road (Official / New Album / 2014)



Night Ranger "Don't Tell Me You Love Me" - NAMM 2011 with Taylor Guitars


杉山清貴&オメガトライブ~ANOTHER SUMMER

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すいません、なんか、ウィンドウズのバージョンアップのせいで、なかなか前回の休みの日はPCが起動できず、書き溜めておいた記事を今日だかだかあげています。



今回は1985年7月1日リリースの4枚目のアルバム「ANOTHE SUMMER」です。


オメガ=夏というイメージがあるかもしれませんが、実際に夏に出たオリジナルアルバムはこちらのみです。

わたしは彼らのアルバムジャケットでは、3枚目の「NEVER ENDING SUMMER」(浜辺のガラス瓶)とこの「ANOTEHR SUMMER」(ミコノス島)の写真がとても好きです。
ああ、この2枚はLPで買いなおして飾りたい

どこの壁が空いてるんだ、どこが!

うちの公共スペースっていうんでしょうか、廊下とか階段の横とか、台所とかは、母が好きなものとかいろんな絵がかかっているから空いてないし。


いろいろ飾りたいものはあるんですよ。
マールイのカレンダーのためにはフレームが二つあって、それはね、私の部屋の隣、続きのお部屋があって、そこはみんなの部屋っていうか、いまは甥っ子姪っ子のあばれるための部屋なんだけども、そこに飾ってあって、たまに中身を入れ替えています。まあたいていは、海賊のコールドの写真とナチョのなんかの作品でそれも女性コールドがわんさか映っている写真。

飾りたいけど飾れていないのは、明菜ちゃんの12インチ、「赤い鳥が逃げた」のおサイケなジャケットとか、、、マールイのポスターとか、、、安彦さんの絵とか、、、
だから部屋を片付けよう、うむ。。。



さて、このANOTHER SUMMERはシングルの「ふたりの夏物語」、そしてそれが大ヒットしている中で出された「サイレンスがいっぱい」の連続ヒット、その影響もあって、初めてアルバムでチャート1位を記録しました。
年間チャートでも13位を記録し、彼らのアルバムの最高傑作という人も多いです。(一番売れたのはFIRST FINALEなのですが、累計ではたぶんANOTHER SUMMERが一番なんじゃないかな)
また、5月にギターの吉田健二さんが脱退したので、5人編成のオメガトライブとしての最初のアルバムです。
ANOTHER SUMMER
01 ROUTE 134
02 DEAR BREEZE
03 FUTARI NO NATSU MONOGATARI -NEVER ENDING SUMMER-
04 TOI HITOMI
05 SCRAMBLE CROSS
06 MAYONAKA NO SCREEN BOARD
07 AI NO SHINKIRO
08 YOU'RE A LADY, I'M A MAN (duet:RAJIE)
09 THE END OF THE RIVERバップ

#01 ROUTE 134 
作詞:有川正沙子 作曲・編曲:林哲司
「おしゃれな」というパブリックイメージとは違って、ある意味普段の彼らに近いような雰囲気の、ぐいぐい引っ張っていくような曲。
杉山さんのソロでも聴けるし、オメガの同窓会ライヴでも聴きましたが、大好きな曲のひとつです。
有川さんの歌詞もまた、いいですね。♪ルートワン、スリー、フォー♪
まあとにかく、めっぽう明るいってのがいいですわよ、はい。



#02 DEAR BREEZE 
作詞:秋元康 作曲・編曲:林哲司
シンセサイザーのぱやんぱやんしたところがあの頃流行った音に似ています。
あとはこれ、女の子サイドの歌詞にしたら、杏里とかいいんじゃないかなーって曲。


#03 FUTARI NO NATSU MONOGATARI -NEVER ENDING SUMMER- 
作詞:康珍化 作曲・編曲:林哲司
5thシングル。日本航空「JALPAK」CMソング。
ふたりの夏物語は彼らの最高傑作のひとつでしょう。
(杉山清貴&オメガトライブの映像はアップされては削除、の繰り返しなのでなかなかリンク張りにくいんですが、、、まあ杉山さん30周年で今各種動画サイト、ある世代限定ではにぎわってますので、消されないうちに堪能しましょう
こういうふうにタメ気味に歌っているのとかも好きでしたねえ)

このアルバムではシングルとは違うミックスになっています。特に表記はありませんが。
シングルは1985年3月6日リリース。
製作期間わずか3日だそうですが(曲作りに1日、アレンジに1日、レコーディングに1日)マリンブルーと違ってすんなり作曲できたという林さんのお話。
先にキャッチコピーとして「ふたりの夏物語」というのがあり、あとはCMのための秒数も細かく指定されていた中、それに合わせて康珍化さんが作詞、林哲司さんが作曲・編曲。曲が計2日で出来上がって、レコーディングはツアー中のメンバーが1日で終わらせたという、超早業です。
林さんが初めて部分的に打ち込みを使った楽曲。

1985年の上半期はもうずっとこれでしたねー。
これの大ヒットのおかげで「杉山清貴&オメガトライブ」と大きな声で言えるようになりました。
それまではマリンブルーのおかげで、「あんた、生意気な」なんて言われそうでなかなか言えず。まあ私の友人はその当時の年齢で堂々と「山本達彦さんが好き」と言える猛者でしたが。。。

とはいえ、アタクシもなんせ、中学生です。
出会いは夜のマリーナ、、なんて言われても、なんとなく マリーナは、、、マリンブルーとかウルトラマリンとか、、、海が関係しているんだろうけども、、どうしても頭の中はマーガリンが連想されて困ったもんだったなあ。
(それにマリンっていったら、当時は飯島真理だったんだよ)

あとは杉山さんイコールサングラスのイメージが固まった曲でもありますね。
(わたしもあのやたらとでかいサングラス持ってましたよ。今ああいうの、あるのかなー)



楽曲としては、ワタクシ、シンセベースと、大島さんのエレキベースの組合わせがこれまた好きです。イントロの和音進行もいいよねぇ。うっとりだよ。


なんにせよ、この歌の、杉山さんの声にかかったエコー。なんて自然なんでしょう。びっくりです。奇跡だなー。

オメガの時のこのアレンジも、シングルバージョンもいいし、杉山さんのギター1本でのもいいし、それから林さんがリアレンジしたドゥワップバージョン(I AM MEに入ってる)のもおすすめです。





#04 TOI HITOMI (遠い瞳) 
作詞:有川正沙子 作曲:杉山清貴 編曲:志熊研三 
なんか入りは南極物語とか炎のランナーなんですが、中身は全く違う、ミディアムバラードです。サビでめずらしくファルセットが聴けるのもなんか貴重。でも少しなんだよなあ。せっかくだからもっとファルセット使っても面白かったかも、、と今は思います。あの当時はとにかく杉山さんの「あの声」に酔いしれていたから、そんなことは思いもしませんでした。
これ、今歌ったらまた違う感じに仕上がるんだろうな。



#05 SCRAMBLE CROSS 
作詞:青木久美子 作曲:西原俊次 編曲:志熊研三

西原さんの曲で一番好きです。
鍵盤の人の曲だなあ。
あとなんか、野口五郎ちっくなんだなあ。

#06 MAYONAKA NO SCREEN BOARD (真夜中のスクリーンボード) 
作詞:秋元康 作曲:杉山清貴 編曲:松下誠
これは私の中では杉山さん流メロハーまっしぐらな曲。なんちゅうか、ジミが歌うサバイバーのようでもあり、マイナーどころだと、Outside EdgeのHold On(1986年)とか、そんなん。あ、全然似てないんですけども、雰囲気がそんな感じなの。カッティングクルーとOutside Edgeの中間というか。



#07 AI NO SHINKIRO (愛の蜃気楼) 
作詞:秋元康 作曲・編曲:林哲司

初めてアルバム「アクアシティ」や「サマサス」を聴いたときのようなときめきを思い出させてくれる曲で、わたしにとってはなんか、隠れ名曲です。
この曲聴きたさに、B面ばっかり聴いてた時ありますから。



#08 YOU'RE LADY, I'M A MAN 
作詞:青木久美子 作曲・編曲:林哲司
ラジとのデュエット曲。オメガ時代で唯一ゲストヴォーカルを招いてレコーディングした曲。
RAJIEは愛のスカイラインの人、、、だよね、というイメージだったので、曲を聴く前はハイトーンヴォイスで二人でどこまで行ってしまうんだろうか?リリックソプラノなみになってしまうのか?みたいな予想をしていましたが、杉山さんのパートはやや抑えめな感じです。(それでも普通から言ったら十分キーは高いけども)
林さんはリタ・クーリッジのようなイメージだそうですが、、そうなのかなあ?リタってこうかなあ???
むしろラジはわたしは南佳孝さんの女版、、、ちゃうか、なんだろう、、誰かの感じなんだけども、上手く言えん。

でもリタみたいな感じの、ちょいブルージー、、うんにゃ、レイジーな感じでのデュエットも面白いかもですね。


#09 THE END OF THE RIVER 
作詞:有川正沙子 作曲:高島信二 編曲:松下誠
高島さんの曲では夕凪通信に次いで大好きな曲です。いや、この THE END OF THE RIVERはアルバムラストの座をゲットした、雄大な温かみのあるバラードなんですけども。
バラードはずるいからね、はい。



こんなこと書くとまた出ちゃうかもですが。。。

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PC版だとこのブログは広告が表示されないはずなんですけども、スマホとか携帯だと、おそらく宣伝が出ているんですよね。

もちろん私もこのブログではなく、PCを立ち上げてネットにつなげば、いろんな広告が押し寄せてきますよ。
おそらくそれって、ログとか、閲覧履歴とか、購入履歴なんかで、ランダムにチョイスされたものが表示されるのでしょうが。


ここのところ多いのが、神韻の2017年の宣伝。
もう、スマホ版のブログを見ると、あの、なんとも言えない、、、、人参カラーがどどーんと。(ゴメンナサイ)


興味なくはないですよ。
中国文化はむしろ好き。

だけども、全くもって、彼らに近づいたり触れたりしてないのに、どうしてだろう?


カボチャカラーとも言えなくもないけど、やっぱり人参だよなぁ。



杉山清貴&オメガトライブ~RIVER’S ISLAND

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お次に取り上げるのは1984年3月21日リリース、彼らの2nd.アルバム「RIVER’S ISLAND」です。

これは春休みや夏休みに祖父母や叔父叔母にもらったお小遣いをためて、そうですねえ、確かロス五輪の頃(すでに夏になってるし!!!!)にようやく買った記憶がございます。
増田明美さんがフラフラもうろうと走っていた時や、メアリー・ルー・レットンが可憐な魅力でキラキラの中、エカテリーナ・サボーがガッツリ頑張ってた頃にわたしはこれを抱えてうっとりしておりました。
ちなみにサラエヴォの時はまだレコード出ていません。
それまでは、汚さないよう歌詞カードを手書きで書き写し(なんかニュースペーパーみたいな凝った作りだったんだよなあ)、レコード借りて、カセットテープに録ったのを聴いておりました。


このアルバムは。
なんと言いますか。
3rd.での無限の可能性の広がりのあるような感じとか(いまだにあのB面はすごいと思う)、4th.や5th.のバンドそのものの勢い、充実感とはまた別の意味で、傑作というか名作。
これ1個で世界観が出来上がっている感じがします。
・・・・・まあその中で、アスファルトレディがちょっと浮いてるような気もしますが、私はアスファルトレディはライヴ名曲として大好きなので、ドンマイ。(←???)

↑↑↑などということは、中一のわたし(発売時は小学生だしな)は思っていなくて、こういうふうに思うようになったのは、高校の頃かなあ。
それまでは単に「ちょっと大人っぽいレコード」という気持ちでした。
親が聴いていたバート・バカラックとキャロル・ベイヤー・セイガーのアルバムやクリストファー・クロスを聴いてドキドキするあの感じ。



RIVER’S ISLAND
#01 RIVER'S ISLAND 
#02 ASPHALT LADY 
#03 DO IT AGAIN 
#04 SATURDAY'S GENERATION 
#05 KIMI NO HEART WA MARINE BLUE (君のハートはマリンブルー) 
#06 SAIGO NO NIGHT FLIGHT (最後のナイト・フライト)
#07 BECAUSE 
#08 RAINY HARBOR LIGHT 
#09 SILENT ROMANCE バップ




#01 RIVER'S ISLAND 
作詞:秋元康 作曲・編曲:林哲司
ソロになった杉山さんの2ndアルバム「realtime to paradise」に「bound for RIVER's ISLAND」があって、そのタイトルのもとになった曲です。
(曲そのものの関連性は無いのですが、 RIVER's ISLAND の言葉の響きが気にいってつけたそうです。)
リヴァース・アイランドはマンハッタン島のことだそうです。林さんはこのメロディラインは気に入っているけれど、アレンジには未練が残る模様。
今聴くとけっこうブラ・コンちっくですねぇ。

#02 ASPHALT LADY 
作詞:康珍化 作曲・編曲:林哲司


2ndシングル。表記は無いですがアルバム・ヴァージョンであり、演奏時間も1分ほど長いです。これまたクレジットはありませんが、カルロス・リオスがギターを弾いています
シングルでは最後のサビ中でフェイドアウトしていくのに対して、アルバムでは最後のサビを歌い切った後、インストゥルメンタルが続いてフェイドアウトする構成で、こちらが本来作りたかった形とのこと。
プロデューサーの注文で当時はやっていたタイトなラテン乗り、を狙った楽曲ですが、これが売れなかったという。
「おう、歌謡曲だな」と格好つけて歌ったという杉山さんですが、これはライヴ名曲なので、楽しくていいと思います。
2004年の再結成ライヴでの盛り上がりは最高でございましたよ。

当時の私は1分近く長いとか、シングルとの違いとか全然わかっていませんで、テレビの省略バージョンより全曲フルで聴けるアルバムっていうのはいいなあくらいの気持ちでおりました。


#03 DO IT AGAIN 
作詞:康珍化 作曲・編曲:林哲司

ファンキーですなあ。
林さん曰く、「アース・ウィンド&ファイア風のブラスはテープ速度を上げて使った」そうです。

#04 SATURDAY'S GENERATION 
作詞:秋元康 作曲:西原俊次/杉山清貴 編曲:松下誠

2004年の20周年同窓会ライヴで、曲作りは何も手伝っていないのに、クレジットには杉山さんの名前がなぜかあるという不思議について、ギターの吉田さんが「俊が作ったといっても採用してくれないかもしれないから」合作ということで製作会議に出したら社長が『いいんじゃない』」と言ったとか。
とりあえず、クレジットは合作になっていますが、100%西原さんの作曲だそうです。
今もって、サタデーズ・ジェネレーションの意味は全く不明ですが、それを押し通せる秋元さんの歌詞のセンスったら。。。なんちゅうマジックでしょう。
これ、キャロルがあの歌い方で歌ったら素敵だろうなあ。。。鼻血出そうないい曲です。


#05 KIMI NO HEART WA MARINE BLUE (君のハートはマリンブルー) 
作詞:康珍化 作曲・編曲:林哲司

3rdシングルで1984年1月21日リリース。TBS系ドラマ「年ごろ家族」主題歌。

さて、デビュー曲のサマー・サスピションが26万枚という大ヒットだったにもかかわらず、続く2nd.シングルアスファルトレディが6万枚という、商業的に残念な結果でした。そのため「必ずヒットさせる」ことを至上命題として製作されることになったのがこの3rd.シングル。
その失われた20万枚を取り戻すための製作チームの真剣な検討が、「君のハートはマリンブルー」という大傑作を生んだのでしょう。

まずなぜいきなり20万枚も減ったのか、、の検討。
・サマーサスピションのヒット段階では杉山清貴&オメガトライブというグループのネームバリューがまだ足りなかった
・レコードジャケットはメンバー写真ではなく南の島のリゾート写真なので、アーティストイメージより、楽曲のイメージが先行していた
・プロデューサーの意向である「タイトなラテンもの」はいまいち受けなかった

ということで、軌道修正。

まずは康珍化さんの散文詩的な断片、「I WANNNA HOLD YOU AGAIN」(サビの部分。林さんの作曲段階の原タイトルでもある)と「季節外れのバスが1台」(Aメロ)をとっかかりとして林さんが曲を作り始めます。
こたつに入りながら、ギターをポロポロつま弾きながら作ったこの曲は林さん自身が「メロディライン、コードワーク、アレンジともに完成度が高い、個人的にマストフェイバリッツ」と語っています。

ポイントとしては、濡れたマイナー色を好む日本の音楽マーケットを意識しつつ、林さんの特徴のメジャーでもなくマイナーでもない中間色や洋楽テイスト、散りばめられたテンションコードで醸し出されるザ・哀愁。

サビでも「僕の腕の中~」のくだりでは「うでのなか」の『で』、でいきなり音が飛ぶところは、サマサスのなぜ~の音飛びのように、たまらん、、聴き手が心地よく騙されるというか、ころっと引き寄せられるヘンテココードですな。
まさにお手本のような作りです。

イントロのギターとか、抑え目のストリングスとか、職人芸ですよ。ちなみにギターをレコーディングで演奏したのは松原正樹さんで、うっとりです。(あかん、松原さんなんで名前出すとまた封印領域に近づいてしまうーーー。)
ギターソロからまだサビというかあのコーラス部分に戻るためのメロディー「夕日を集めたツイードのジャケット 君の背中にかけて」なんて、神技でしょう。


それから杉山さんのヴォーカル。濡れたメロディーなのになぜか透明感があって、程よい濁りもあるという不思議さ。
杉山さんは曲を渡されたときに「曲の素晴らしさに鳥肌が立った」と言います。
歌入れの前に自分の好きなブルース系やR&B系を聴きまくって研究を重ね、あとはプロデユーサーからかなり細かく歌い方、感情の込め方を指示されて歌ったそうです。それからあの頃のラジオでプロモーションに回っていたころ、杉山さんが「サマーサスピションは高いキーで張るような歌い方でしたが、この曲は静かに抑え目に歌うような試みをしています」と言っていたのが印象に残っています。


さて、この曲は失われた20万枚を取り戻すどころが、50万枚以上の大ヒットとなり、歌番組にも多く出演していました。そしてパブリックイメージとなる「大人のシティ・ポップス」がイメージ作られる元になった作品、、にもなるのかな。
この大名曲が生まれてしまったおかげで、なんていうか、ガキンチョがどの面下げて「杉山清貴&オメガトライブが好き」と言ったらええんや、、、と、ちょっとなかなか言い出しにくい感じで、
返す返すもあの頃すでに「山本達彦さん大好き」と公言していた友人に比べて、、、自分はなんと勇気がなかったんだろうなあ。小さいなあ。
まあいいや。

今は素直にこの曲を受け止められますが、大ヒットしていた時はそんな理由もあって、なんとなく、こそばゆい曲でした。

だんだん好きになっていき、フェアウェルツアーのライヴCDでは「蜃気楼~」の部分で大号泣を繰り返していました。
ほんとにすごい曲だと思います。
杉山さんはかつて「君のハートはマリンブルーとサオイレンスがいっぱいはもう一度レコーディングしたい」と語っておられました。
マリンブルーはレコーディングなさってますが、サイレンスまだですよね。いつか聴きたいです。




#06 SAIGO NO NIGHT FLIGHT (最後のナイト・フライト) 
作詞:秋元康 作曲:杉山清貴 編曲:志熊研三

杉山さんがきゅうてぃ・ぱんちょす時代の曲にメロディを足して作った曲。
杉山さんの低めの声が素敵な曲です。これはサビよりもAメロやBメロのほうが好きな作品です。


#07 BECAUSE 
作詞:秋元康 作曲・編曲:林哲司
たぶん杉山清貴&オメガトライブのファンは大好きであろう楽曲。
わたしももちろん大好き。ウェストコースト風なのが個人的にツボです。
2004年の同窓会ライブで、オメガとしての音で聴けて感動でした。


#08 RAINY HARBOR LIGHT
作詞:小林和子 作曲・編曲:林哲司

オメガトライブの曲の中ではちょっと不思議な感じの作風で、でもそのせいか、なんとなくこのアルバムの中では可憐な乙女のように感じます。


#09 SILENT ROMANCE )
作詞:康珍化 作曲・編曲:林哲司

2009年7月1日リリースの杉山さんのシングル「Glory Love」のカップリングにセルフカバーが収録されています。スタッフが1曲はオメガ時代の曲をやりたいと言ったから入れることになったとかで、そちらのカバーもアレンジは林さんですが、少しジャズっぽい感じのスローボッサ風。
私、杉山清貴&オメガトライブの曲も、杉山さんの曲も、バンドサウンドとしてのリアレンジ、若しくはアコースティックアレンジでも、たいていのものは好きになれるのですが、これはもとのアレンジのほうが染みついているのか、オリジナルのほうがいいというか、単に好きなんでしょうね・苦笑
私も心がまだまだ狭い。。。修行が足りませんな~。

杉山清貴&オメガトライブ~AQUA CITY

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封印領域に近寄らないべく、さかのぼってきた杉山清貴&オメガトライブ祭り。
いよいよ今回は1st.アルバムです。
発売は1983年9月21日。
ジャケットはハワイのワイキキですが、今のホテルが乱立しているのとは全く違う風景ですね。こういうふうに、昔の姿がジャケットに残るのもいいものですね。
・・・・・・・ハワイ行ったことないですけどね。


これはまず貸レコードで借りて、という毎回のパターンですかね。
お金を貯めて自分で買い直そうなんて思っているうちに解散しちゃったんだよなあ。


なんと言っても、彼らとの出会いの原点である「サマーサスピション」とこのファーストアルバムは、単純に好き嫌いだとか、アルバムとしての良いとか悪いとか、言えないレコードです。
比べられない。リーグが違う。特別な存在ですね。

AQUA CITY
#01 SUMMER SUSPICION
#02 PADDLING TO YOU
#03 MIDNIGHT DOWN TOWN
#04 LIGHT MORNING
#05 UMIKAZE TSUSHIN (海風通信)
#07 TRANSIT IN SUMMER
#08 TRADE WIND
#09 SEXY HALATION
#10 ALONE AGAINバップ

わたしはアマチュア時代の前身となるバンド、きゅうてぃぱんちょすのことは、杉山さんたちがデビューしてから知りました。
きゅうてぃぱんちょすはYAMAHAポピュラーコンテスト、通称ポプコンに出場などしてデビューを模索していました。
第19回、1980年5月のつま恋本選会では「ゴスペルの夜」で入賞、同年10月の本選会は「乗り遅れた747」で出場していますがこちらは入賞に至らず。
初めて出たのは18回大会だそうです。またブロック大会、関東甲信越大会や本選などを通して、作詞家の松井五郎さんやスタレビ、増田俊郎さんとの長年のお付き合いがあるのですね。

さて、私は子供の頃、YAMAHAの音楽教室というものに通っていて、幼児科、専門コース、あとはピアノの個人レッスン、パーカッションすべてYAMAHAで習っておりました。
YAMAHAは日本全国どこにでもあって、転勤族の我が家は流れのままずーっとYAMAHAっ子。三重に移った中学の時に、ピアノだけに絞り、YAMAHAではない個人のピアノ教室へ移るまでそれは続きました。
お教室は、だいたいなんかの駅ビルとか雑居ビルに入っていて、大きいところだと、レッスン室以外に、コンサートホールやリハ室、スタジオがあったり、レコード&楽器店が一緒にありました。

で、その楽器店とレコード屋さん。。
クラシックの楽器売り場、、、これはですなあ、習っている楽器がいくらクラシクピアノでも、なかなか入りにくいですよ。めっちゃ高そうな楽器だらけで、弦楽器なんかはケースに入れられていましたが、各種エレクトーン(教室にあるのより、はるかに高そうなやつ)、G1~、、、まあG3くらいまでのグランドピアノはあったかと。(G5なんかはおいてないと思ったけどわかんない)
しかし、レコード売り場、エレキ関係の売り場とか、楽譜売り場・雑誌売り場、洋楽雑誌売り場、あとは私はパーカッションもやってたので、バチ関係のあるところ、マレットとかの場所(バチの先の綿綿、ポンポンしたところね)は入りやすかったです。
そこではけっこうYAMAHAの映像が垂れ流しだったんですよね。
で、ポプコンの映像もいろいろ流れてはいたんですが、、、

きゅうてぃぱんちょすは全く覚えていません。
何しろお目あては、楽譜とかバチでございます、耳から入ってくるのは「ひーとーり咲~~~き~~~」(チャゲアス)とか、「飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで」(円広志)「まーわるーまーわるーよ、時代ーは」(中島みゆき)、その他クリスタルキングとか、世良さんとか、家でもかかっていて、知ってる曲ならね、「おお、これは知ってるな」みたいな感じで立ち止まったりしましたが。

その後テレビ放送をきちんと見るようになったのは、あみん、アラジン、トム・キャット、辛島さん、吉野さんあたりが出ていた1981年~1985、1986年くらいかなー。

それで、第30回のポプコンのテレビ放送。これのオープニング映像で、杉山さんのロン毛映像を初めて見たんですよ。
この第30回は尾崎和行&コースタルシティがグランプリをとった年なのですが、尾崎さんはそのころ関西圏ではとても有名な方でした。そんな彼が出るということでばっちり見ていた時に目に飛び込んできた杉山さんのロン毛、、というかクリスタルキングみたいなお姿に思わずのけぞりつつ、、、なんで音がないんや、、とがっくりしたのを覚えています。

今はいい世の中です。
ポプコンの映像はいろいろアップされておりますね~。
第30回の映像 ・・・ こちらはオープニング30秒内の映像ででちらっと杉山さん。ちなみに、すぐ後のCMでは高橋伸明さんと河合奈保子の名デュエットソングが聴けます(とんがりコーン)。1時間1分あたりでは雅夢の三浦さんがちょろっとゲストで映っている。そして1時間3分頃に、尾崎さん。尾崎さんのこの曲はポプコングランプリののち、世界歌謡祭でもグランプリでした。尾崎さんも素晴らしい歌手でしたね。。。。
第19回は残念ながら見つかりませんでしたが(雅夢の「愛はかげろう」が優秀曲賞、きゅうてぃぱんちょすの「ゴスペルの夜」が入賞)
第20回はこちら・・・きゅうてぃぱんちょすの「乗り遅れた747」(松井五郎作詞杉山清貴作曲)は12分10秒くらい。


ま、ポプコンについてはこちらをご参考に。


ポプコンでグランプリ→即デビューみたいな道筋がある程度あるのですが、それを果たせなかったため、当時在籍していたメンバーの千住明さんは脱退して純クラシックへの道へ、後任のキーボードとして西原俊次さんが加入。
また実際には、19回の入賞のあと、デビューのお話はあったそうですが、自分たちの楽曲のレベルに不満があった彼らはこのオファーを断って、横浜を拠点にライヴハウスで活動を続けます。
19回の入賞できゅうてぃぱんちょすに注目していた藤田浩一さんが「プロが提供した楽曲を演奏する」ことを提示し、これを受ける形でバンドはは「杉山清貴&オメガトライブ」と名前を変えてレコードデビューに至ります。

藤田さんの経歴はこちら→バミューダ音楽出版のページをご参考に

藤田さんはレイジー、角松敏生さんをプロデュースしていたのですが、角松さんがセルフプロデュースを選択し、藤田さんのところから出ていきます。
その後手掛けるアーティストとしてきゅうてぃぱんちょすに注目し、杉山清貴&オメガトライブとしてデビューさせるにあたり、「新しいAORサウンド」をイメージし、山下達郎さんのようなソングライターを探していました。
いろいろなクリエイターを検討し、リズムアレンジやメロディラインに魅力を感じていた林哲司さんにデモテープを依頼。彼が持ってきた2曲のデモで「これしかない」と決めたそうです。
その後藤田さんなりの「オメガトライブ」のイメージをリクエストして、オメガトライブのプロジェクトがはじまります。

藤田さんにとってのオメガトライブの代表曲はという問いに「断然サマー・サスピション、あとはテレビプロデューサーの厳しい要求を満たすのに苦労した、マリンブルー、個人的にはアローンアゲイン」と答えています。

オメガトライブはOMEGA TRIBE、ギリシャ文字の最後のΩと民族(トライブ)を合わせた造語で名付け親はハワイの人気DJ(当時、今は東京にいる?まあ、あちこちに出没)カマサミ・コングさんが名付け親です。







#01 SUMMER SUSPICION 
作詞:康珍化 作曲・編曲:林哲司

シングルリリースは1983年4月21日です。
大事な大事なデビュー曲。リリース前に第12回東京音楽祭で披露されました。
ひとめぼれでした。。。。
いや、このテレビ放送の時は、ひとめぼれというより、あの声にあっけにとられ、ただただ感動。


その後歌番組なんかで見るにつけ、子供ながらに、アイキャンセイ、ユーキャンセイにきゅんきゅんしておりました。
友達と「すごすぎて、『気が狂いそう』なのはこっちだよねー」なんて言いあってました。


おそらく今の杉山さんのほうが、歌い手さんとしての技術、巧さは段違いに素晴らしいし、そして今も歌っているこのサマサス、今のサマサスもほんとに素敵なのですが。

もうこの哀愁テイストと、まっすぐなあの当時の声は、楽曲の一部になってしまってますよね。
サウンドと声がピターっと溶け合って奇跡のようです。

オメガトライブのデビュー用として2曲レコーディングして、でもペンディングとなって、新たに作ったのがこのサマサスだそうですが。
これが無かったら、どうなっていたんだろう。
世界はほんとに不思議に満ちておりまする。

もしポプコンで優勝していたら、即デビューです。
そしたら、千住明さんは現代音楽作曲家にはならなかったかもしれないし、妹の真理子さんのストラディバリウス「デュランティ」購入のための資金はどうなっていたのだろう、とか、西原さんは一緒に活動していなかったかもしれないんですから。

そして角松さんがあのまま藤田さんのところにいたら??ほんとに何が起こるかわかりませんね。


#02 PADDLING TO YOU 
作詞:秋元康 作曲:杉山清貴 編曲:後藤次利

私なんでかこれが「渚のsea-dog」とちょっと勘違いしていた時期があります。
明るくてノリが良くて、あとは歌詞に「渚」とか「水平線」とか「岸」とか海満載だからでしょうか。こちらもこのアルバムの中でとても好きな曲です。



#03 MIDNIGHT DOWN TOWN 
作詞:秋元康 作曲・編曲:林哲司

藤田さんと林さんの、まだオメガサウンドの形がおぼろげな頃、新しいAORを模索していた時期の曲。
出来上がったメロディーに洋楽のエッセンスをどれくらい加味するか、などがテーマだったそうです。
ベースのチョッパーや、イントロのトーンがその後のオメガらしさにつながる楽曲。

ソウルちっくさもあり、ちょっとふんわり、マイアミサウンドマシーンみたいなところもあって好きです。


#04 LIGHT MORNING 
作詞:秋元康 作曲:杉山清貴 編曲:志熊研三
乙女な曲だとおもいます。

 
#05 UMIKAZE TSUSHIN (海風通信) 
作詞:康珍化 作曲・編曲:林哲司

きゅうてぃ・ぱんちょすとしてデビュー用に作られた楽曲。ちなみにVAPからではなくBMGから出すはずだったそうな。
林さんはエイジアやフォリナーを意識して作ったそうです。

わたしはなんか、ジャーニーみたいで好きです。ノリもいいし。皆様、ぜひ、ライヴ音源で堪能してくださいませ。。。。
いや、この、レコード音源も最高ですけども。

#06 TRANSIT IN SUMMER 
作詞:秋元康 作曲・編曲:林哲司

アレンジにきめがやたらと多く、林さんが当時のクセに従い、ごくごく素直に書いた曲なので、その分アレンジに時間がかかったそうです。

わたしはこの歌のちょっとウェッティな、、濡れた感じが好きですが、、、これ、歌いにくいよなあ。こういうの、難しいなあ。

#07 TRADE WIND 
作詞:秋元康 作曲 杉山清貴 編曲:志熊研三
こちらは杉山さんが初めてキーボードで作ったという曲。
杉山さんの1992年のソロアルバム「彼方からの風」にセルフカバーが収録されています。聴き比べるとめちゃくちゃ面白いですよ。
同じキーで歌っているけど、全く異なるアプローチで。
オメガトライブのほうのアレンジは「ジョジョ」(ボズ・スキャッグス)のイメージになっています。



#08 SEXY HALATION 
作詞:康珍化 作曲・編曲:林哲司
ボズ・スキャッグスやTOTOなどの当時の西海岸風AORの影響がみられる、と林さんのコメントがあります。
私はなんだかピーター・アレンみたいで好きですね。



#09 ALONE AGAIN 
作詞:秋元康 作曲・編曲:林哲司
杉山さんもファンの大勢も大好きだという壮大なバラード名曲。
私も嫌いではありません、いや、むしろ好きなんだけども。
だから、バラードはずるいからさー、ごにょごにょ。。。。あはは。

これはソロになってからもずっと杉山さんが歌っていて、素直にとてもいい曲だと思います。
ただ作者の林さんは「そんなにいいのかなあ?そこまで大傑作なのかなあ?」とずっとはてなマークで、ようやく2013年ごろから「いい」と思えるようになったというか、納得したとかどうとか。

それって、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲が、最初は楽譜を送られたレオポルド・アウアーが「こんなの演奏不可能」と送り返したり、初演時に批評家のハンスフリックが酷評したけれども、
初演を担当したヴァイオリニストのブロズキーがこの曲を気に入ってあちこちで演奏しまくって魅力を振りまいて人気曲にしてくれたような感じ?
いや、アローンアゲインは、最初からファンには大人気だったから、酷評はなかったけれども(しいて言えば、当時の杉山さんの英語の発音に文句をつけられたくらい?)。

そんな感じで、作った林さん的には格別の曲ではなかったかもですが、歌い手の杉山さん自身と、ファンがずっと伝道したおかげで、、、ファンに作られた・愛された・育てられた名曲だと思います。

私は当初は、あまりにも素直な直球すぎるバラードに、照れてしまっていた気がします。
いや、このアルバム全体として、杉山さんの声そのものが、素質で勝負というか、ほんとうに瑞々しい若々しい感じで、まっすぐすぎて、、、、それを受け止めるには、わたしもひよっこ部分ととこまっしゃくれた部分とが、ないまぜで、器がいっぱいいっぱいだったんだろうなあ。

この曲の美しさに心打たれるようになれたのは、大学生になってからだったと思います。

KIYOTAKA SUGIYAMA MEETS TETSUJI HAYASHI REUNITED 、、、、、のDVDの杉山清貴&オメガトライブ

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杉山清貴ソロデビュー30周年なので、さかのぼって杉山清貴&オメガトライブを含めた祭りを開催しておりますが。
オメガのほうは、思いつくまま取り上げて行って、だんだんデビュー作にさかのぼる感じで取り上げましたから、ソロは順番にbeyond...から始めようと思っておりました。

こちらの林さんとの作品は2011年4月11日にリリースされた作品なので、楽曲のCD部分は後々に取り上げます。

んが、DVDがオメガトライブ時代の映像なのですなあ。

そんなわけで、今回はDVD部分だけご紹介。

KIYOTAKA SUGIYAMA MEETS TETSUJI HAYASHI REUNITED
Disc-1
全11曲
1.Paradise
2.Fly Away
3.Tears for Shining Star
4.永遠
5.I Write A Song For You
6.夏の光~永遠の少年たちへ~
7.I’M A LOSER
8.涙の理由(Remix)
9.Hi Da Ma Ri
10.Rainy Day in New York
11.brand-new day


Disc-2(Bonus DVD)
 全4曲
 日本テレビ「ザ・トップテン」出演映像
1.SUMMER SUSPICION (1983/9/12 OA)
2.ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER (1985/4/15 OA)
3.サイレンスがいっぱい (1985/7/29 OA)
4.ガラスのPALM TREE (1985/12/16 OA)
バップ


これはおそらく、Vapが日テレと同じグループ会社というのも大きいのでしょうかね。
ベストテンとかヒットスタジオなんかのお宝映像も、DVD化してほしいものです。祈るばかり





DVD映像はトーク部分は無くて、お歌のみ。
それから、テレビ放映時に「公開放送のお知らせ」とかいろいろ字幕はいってましたが、それもぬいてくれてあります。


トーク部分が無いのはいいような悪いような。
あとはトップテンだったのかベストテンだったのか記憶ごちゃごちゃですが、サザンの物まねした回とか好きだったんですよねえ。。。杉山さんの物まね、歌真似って面白いんですよね。いろんなネタあるけど、テレビであの当時やったのって、サザンのだけだったんじゃないかなー。

私は林さんのラジオ番組を聴いて、それでI Write A Song For You、大人になった人間の歌というのに興味を持ってこのアルバムを買ったのですが、先にこのDVDを我慢できなくて観ちゃってですね。
最初は懐かしくて貴重で、ああありがとうございます、の感謝の一言だったんだけども、ガラスのPALM TREEがあかんかったです。
あの当時の悲しさというか、、、無念っていうんでしょうかねぇ、あれが蘇りました。

しばらくCD本体を聴けませんでした。


オメガトライブファンは必携のDVDです。(あ、もちろんCDのほうも。。。)


1.SUMMER SUSPICION (1983/9/12 OA)
これは懐かしい!!!すでに高島さんはオリンピックホワイト(フェンダーのビルローレンス)になってますなー。ほんで、あのイラストの映像がバックについてた放送回で、大島さんが髭の時です。貴重だ。

2.ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER (1985/4/15 OA)
こちらはサングラス時代突入の頃

3.サイレンスがいっぱい (1985/7/29 OA)
これは熱帯魚の回です
もう𠮷田さんはいないのよね


4.ガラスのPALM TREE (1985/12/16 OA)
これは。。。泣いた記憶が戻ってくる切ない回。
「解散コンサート」ツアー中の、中継映像です。みなさん私服です。
本当に、解散間際の映像です。

杉山清貴 beyond... ソロアルバム0001

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さて2016年杉山清貴ソロ30周年なので、さかのぼって杉山清貴&オメガトライブを含めていろいろアルバムを取り上げていますが、ここからは1986年、ソロシンガーとなった杉山さんまつりです。

ソロシンガー時代の作品はできるだけ発表順に取り上げて行こうと思います。(この前スプリンクルやっちゃったけど)

杉山さんたちはアマチュアからプロデビューするにあたって、プロの提供する楽曲を演奏すること、という条件を受け入れました。
当時はまだ作曲能力がアマチュアレベルだった彼らは、康&林コンビと一緒に仕事することは素直にうれしかったと言うし、また、プロの練り上げた楽曲から多くを学び、それまで使ったことのないコード進行や、一流のスタジオミュージシャンレベルの演奏能力を求められる楽譜に取り組むことで成長していきます。
そしてアルバムに曲を入れてほしければ、藤田さんや林さんを納得させる曲を書かないといけないから、必死で書こうとする。(アルバム収録数に足りない曲を林さんが補う形で製作していました。)

また、ライヴでは好き勝手にやらせてもらっていたのと、歌い方そのものは、林さんは細かく指示を出さない人だったので、メンバーもパブリックイメージを守りつつ、ライブで発散、のような形で、上手く歯車は回っていたのですが。

最初のウェストコースト風、AOR路線はうまくいっていたのですが、プロデューサーの方向性が変わり、ソフトバラードや打ち込みを多用するブラコン路線への志向が高くなってくると、それは何かが違う、、みたいになったようです。
また、本人たちも「売れれば好きにやれる」ような感覚でいたのが、どうも違うと気づき始め、まずは𠮷田さんが脱退。

そして杉山さんはもっと生の楽器によるハードサウンドがやりたかったため、解散を決断。
ちなみに最後まで解散に反対したのは高島さんだそうです。




杉山さんは年内で解散が決まって、じゃあ今度は自分のやりたい音楽をやっていこうと、次なるバンドを作ろうとします。
アマチュア時代から通っていた日吉のスタジオに「バンドメンバー募集」みたいなことを貼ろうとまでしたそうですが、どうもレコード会社との契約が残っていて、レコードを出さなくてはいけないことになります。会社の企画としてソロでデビューさせると決定したから、楽曲を用意しろと杉山さんに連絡が入ったのは1986年1月。ソロの意味がわからず、「バンドがやりたい」と言っても、「もう決まったから」と。

それから曲作りの難産に突入。。。。


「さよならのオーシャン」は何度も持って行ってはダメだしの繰り返しで、最後のほうは半泣きの日々
途中には藤田さんからの電話「曲書けたか?今度新しいオメガトライブやるぞ。そっちの楽曲はもうできていて最高だぞ」などとはっぱをかけられたり。

「さよならのオーシャン」は、プロ中のプロ、林さんの曲をずっと歌ってきた杉山さんにとって、崖っぷちの作曲だったと思いますが、まずディレクターのOKにホッとし、最終的にこれが大ヒットして商業的な結果が出せて、肩の荷が下りたそうです。
シングルが出たのは1986年5月28日のことで、これは自分の誕生日の次の日でしたから、誕生日プレゼントとして買ってもらいました。



そしてアルバムのbeyond...
これは最初からCDで購入しました。1986年7月2日です。
まだレコード屋さんに行かないと買えないときだったし、予約して、発売日を指折り数えて待ちました。

最初に宣伝チラシを見た時、「ジャケットに顔が!」(ちょっとだけど)「ジャケットが風景写真じゃない!」ことに。
当時ラジオなどのゲストで「これまで顔とかジャケットに出したことないから、とりあえず斜め45度という感じから写してくかもしれないですね」なんて言っていました。
(その後本当にちょびっとずつ、後ろとか斜め横とかそんなんが多かったですねー)



FIRST FINALEでその予兆はありましたし、雑誌やラジオなどで、杉山さんのやりたい音は私の好きな分野と見事にかぶっていたので、すんなりこのbeyond...の世界に入って行けましたが、
そうではなくてシティポップスのイメージの強い人からすると、「急にシリアスなロックサウンド」に驚き、いい意味で「逆に好きになった」人も多いのではないでしょうか。

beyond...produced by Kiyotaka Sugiyama
co roduced by Ken Shiguma
directed by Shigeru Matsuhashi
バップ


strings arranged by toshihiro nakanishi
background vocal arranged by yasuhiro kido kiyoshi hiyama shuji otsuka
vocal arranged by kiyotaka sugiyama


musician is
drums: toru hasebe masahiro miyazaki yuichi togashiki
bass: hideki matsubara yasuo tomikura naoki watanabe
guitars: takayuki hijikata makoto matsushita kenji kitajima fujimaru yoshino
keyboards: jun sato masanori sasaji hidetoshi yamada masato matsuda yasuharu nakanishi kazuo otani jyunko miyagi akira nishimoto
sax: jake.h.konseption
horn: shin kazuhara eiji arai kenichiro hayashi junichiro murakami
percussion: nobu saito
synthe programing: atsushi umehara hitoshi anbai
backing vocal: yasuhiro kido kiyoshi yiyama syuji otsuka fumiko hiratsuka miwako matsuki dabbie
strings: maeda group(consert master:toshihiro nakanishi)
simmons: toshinobu takimoto


豪華ですねえ、参加した方々。。。。
あとはジャケット撮影は音楽ファンにはおなじみの故・岩岡吾郎さんです

キーボードなんかはキーボード奏者兼アレンジャーの方はその曲を弾いてるのかな、とは推測できますが、あとは誰がどれを叩いているのか弾いているのかわかんないのが残念です。





#01 ocean
作詞:大津あきら、作曲:杉山清貴、編曲:佐藤準
「さよならのオーシャン」のショートバージョン




#02 what rain can do to love
作詞:杉山清貴(英訳:山口美江)、作・編曲:志熊研三

これは故山口美江さんが書いた歌詞ですね。当時ラジオで「英語の歌詞ではなく、わかりやすい日本語がいいです」というリスナーに対して、
「わかんないのを辞書引きながら調べるのもいいもんなんだよー。そうやって曲って覚えていくんだよねー。」と言っていました。



#03 position0の憂鬱
作詞:青木久美子、作曲:杉山清貴、編曲:志熊研三

エレポップ風なはじまり(でもPSBではなく、パッツィのほうかなあ)、でもロックなんだな。


#04 one more night
作詞:大津あきら、作曲:杉山清貴、編曲:笹路正徳

これは1、2年あとかな?杉山さん自身が、「あれだけソロデビューの時は離れよう離れようとあがいた林さんの音だけど、これはもう、めちゃくちゃ影響うけてるのわかっちゃうね」と言ってましたね。
疾走感があって、いい曲ですよねえ。

#05 alone
作詞:松井五郎、作・編曲:佐藤健
ワタクシ、実ははっきり言って、、、aloneと名の付くバラード曲では、alone againよりこっちが好きです、はい。
佐藤健さんはみのや、、というか後藤輝夫さんもそうか、大橋純子さんと一緒に音楽活動をしていた方で、あと、大橋さんのご主人でもあります。
wikiとかだと佐藤健さんと佐藤準さんとごっちゃになっているページありますが、この曲のライターは佐藤健さんのほうです。


#06 illusionを消した夜
作詞:麻生圭子、作曲:杉山清貴、編曲:松下誠
鉄板バラード。哀しくて切なくてでも力強さと明るさも同居する曲


#07 you don't know me
作詞:園部和範、作曲:杉山清貴、編曲:志熊研三
これをしゃーわせそうに歌っているライヴが素敵でした。


#08 long time ago
作詞:松井五郎、作曲:杉山清貴、編曲:松下誠

こちらはオメガトライブのイメージしかない人でも受け止めやすい曲ではないかと。

#09 さよならのオーシャン
作詞:大津あきら、作曲:杉山清貴、編曲:佐藤準

ひーナイス名曲

大津さんの作詞の中では超カッコいいランキンク部門で(私の中では)西城秀樹の一万光年の愛と同じくらいナイスでござるよ。
(ちなみに何をおいても一番はジュリーの「どん底」で、乙女部門は堀ちえみの「白いハンカチーフ」。いまだにわけわかんない不思議ちゃんは佐藤隆の「カルメン」かな)
ほんでさとじゅんさんのアレンジよ。。もうひれ伏したね、これ聴いたときは。

2013年のさとじゅんさんのこの曲のリアレンジも鳥肌もんでした。。。。


#10 reflexive love
作詞:青木久美子、作曲:杉山清貴、編曲:志熊研三

ファンにとってはプレゼントのような美しいバラード。
青木さんの歌詞がこれまた泣けるし、こんな優しい歌はないでしょう。


#11 miss,dreamer
作詞:大津あきら、作曲:佐藤健、編曲:志熊研三
映画『三国志II 天翔ける英雄たち』主題歌で作曲は佐藤健さん。美曲です。。。。




#12 shadow
作詞:麻生圭子、作曲:杉山清貴、編曲:松下誠
さよならのオーシャンのB面です。
こちらもカッコいいマイナーロック。




買った当時は、、、「さよならのオーシャン」は先に聴いていたので、別ものとして。
断然 イリュージョンを消した夜、アローン、you don't know me が好きでした。ドライブのお供は「ワンモアナイト」で。
なんか、好きになる感じがそのまんま高校生。わかりやすい。そしてひねくれてるなあ、我ながら。

でもなあ。今聴くと、選べませんねえ。それぞれ「ああ、こういう気持ちで聴いてたな」とか思い出しちゃう。
全部好きですね。


お題~「実写化してよかった作品は?」に参加中

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お題「実写化してよかった作品は?」に参加中


現在ほとんとテレビを見ないからなあ。。。原作は読んでいてもメディア化はスルーというのが多いかな。



お題の注釈に「漫画やアニメで」みたいなことが書いてあったので、ここに小説を入れるのはなんですが。

ロード・オブ・ザ・リングの「旅の仲間」。2や3はちょっと監督のやりたいことが詰まりすぎていて、原作ファン(というか信者の域までの方々)からは文句ぶうぶうだというお話ですが、
1に関しては、ぎりぎりオッケーではないかと。
まあ、ちょっとボロミアがかっこよすぎるとかありますが、、、ありゃー、無いね、罪作りなくらいかっこよく描いているよね。ショーン・ビーンが好きだから見ている分にはご褒美みたいでいいけども、コレジャナイ感はかなりあった。
それでもあの映像は、「まさか映画として指輪物語を観る日がやってくるなんて」と感動しましたねぇ。
しかも指輪を観た同じ時期に、ロシアの「キンザザ」観ちゃったから(アタシ、キンザザは心から愛しておりますが)、よけいにその映像のすごさにくらくらしちゃったのもあります・笑

また、これも小説の映画化ですが、「偉大なるしゅららぼん」ですね。これは、清コングのキャスティングに関しては絶対に納得いかないですが、淡十郎と涼介はまあ、まあ、、、いいかなあ。妥協。今なら淡十郎はパタリロをやったあの男の子もいいかなと思う。


原作ファンも納得の実写化、では近年では、、というか後にも先にも、原作ファンからもお許しが出たのは「のだめカンタービレ」ぐらいじゃないのかな。
って、のだめの映像は1回くらいしか見てないんだけども、友達や家族も大絶賛してたから。。。。ただの類推ですが。



原作ファンが納得しようが、そうじゃなかろうが、全く別のものとして、楽しめる作品はたくさんあると思います。
「テルマエロマエ」も良かったなあ。

あとは、あれだ、、、妹が熱心に見ていた、柏原崇と佐藤藍子の「いたずらなkiss」も、あの時点での柏原崇というのは、ツンデレさんキャラが一番ハマったのではないでしょうか。のだめもねえ、さかのぼれるならばのだめの千秋先輩も彼にやってほしかった、あの年齢の彼に。

バヤデルカ 行けず・・・

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昨日は早番(14時終わり)で本日は遅番(13時からの勤務)なので、すーっと上がってそのまま新幹線に飛び乗って観に行こうと思っていた法村友井バレエ団の「バヤデルカ」ですが、、、

駄目だった。。。。


仕事自体は14時で切り抜けたのですが、先月のたな卸し結果が悪かったのでその原因追及の事務作業、あとは上半期の業務目標の振り返りの数字を追いかけるのと、今度は下半期の目標を設定とか、、(11日に面談があるのよ)

うううう。

18時までかかってしまいました(涙)

自宅でできることは面談の対策とか、目標設定の下書きとかですけど、

数字追っかけるのとかは、会社にいないとできないですからね。


行ってきたバレエ仲間さんのお話ですと、シヴァコフらしいソロルを満喫できたそうです。あと、ユーリの改訂バージョンは、お懐かしのボヤルチコフ版に近く、またとてもわかりやすい作りになっているそうです。
観たかったなあ。

ユーリやクナコワにも会いたかった。。。

法村友井バレエ団&バレエ学校のfacebookに随時お写真がアップされているので、そちらで楽しみたいと思います。

あとは、ダンススクエアさん、写真撮っていないかな?それも期待しております。


やっぱり、ちゃんと最初から休みをとらないとダメってことですね。
NHK杯のところ、休めますように。。。土曜日のチケットはないけどさ。




杉山清貴&オメガトライブ 番外編 髭の大島さん

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津から静岡へ来るときにかなりいろいろ処分したのですが。

これは残っておりました。

ANOTHER SUMMERが出た時の明星ヤンソンから

大島さんが好きだった方、大島さんの髭が好きだった方へお贈りいたします

需要があるかどうかはともかく。
でもわたしの周りでは「杉山さんは瓜っぽい」とか「額があぶない」とかさんざんだったのですが(超失礼!)、大島さんの人気は高かったんだぜ

杉山清貴&オメガトライブ 番外編 髭の大島さん


ちなみに杉山さんを瓜とけなしていた友人は、のちに光ゲンジに染まったので、さらにけちょんけちょんな言いようでした
光ゲンジの1位を邪魔してたのがソロになった杉山さんだったからね


この写真の杉山さんの笑顔がいいなあ。しゃーわせになれます。

杉山清貴 realtime to paradise ソロアルバム0002

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最後のHOLY NIGHT/杉山清貴【公式】

vapって、なかなか独特のセンスのPVというか、、テケトーだったんだなあ。
私、この映像観たの、実は初めてなんですが、グラサン燃やしたら、今そんなことしたら、大問題じゃないの?
今じゃなくても、何かよからぬ物質が空気中に蔓延するって、わかりそうなものなのに。

普通に歌番組で歌っている映像のほうがこの数100倍も素敵なのですが、一応これ、vapの公式だから、削除はされないと思うので。。。。

非常に微妙な映像のことはさておき、私はこの曲がものすごくヒットしていた時、なんだか不思議でした。
だってベストテンで光ゲンジと1位を争ったりとか、4週だか5週だかもう覚えていませんが、1位だったり返り咲いたり?していたような。
確かこのときは高1だったのかな?クラスで仲良しの子が光ゲンジがとても好きで「もー、杉山さんが邪魔するから1位になれないじゃーん。」みたいなことを言っていたのですよ。
私はこの曲、もちろんメロメロきゅ~ではありました。ヒットも嬉しかったです。
でもねでもね、売れるってのは、嬉しいですよ、でもさ、「ほんとにほんとに、1位????」って、いうか引きずり降ろされる時がめちゃ怖かった(笑)
栄光に慣れていないっつーか、小心ものだったのね。。。

例えば阪神や大洋が好きで、優勝するとか、快進撃の時とか、あいいう時って「優勝しちゃっていいのかな?」「何か違うんじゃないか?」みたいな、そぐわなさがあるんですよ。
大好きで信じているんだよ、勝っちゃ悪いとか、そんなんじゃないんだけど。

そういうのとちょっと似ているような、なんとも不思議なあの大ヒットでした。

何度も言いますが、ヒットすると、歌番組への出演も多いわけで、こちらはとても癒されます。嬉しくないわけありません。

んが!「やっぱりこういう、ロ~マンチックな歌が、世間受けはいいのかな。」とちょっと、、、しょぼーんとしたり。
ガツンとロックな杉山さんが好きだったし、beyond...でその世界を堪能していたので、嬉しいんだけども、、、ほんと、複雑な気持ちでした。

まあでも、クリスマスシーズンだったしね。
1986年11月6日発売の「最後のHoly Night」は杉山さんのソロシングル第2弾でございました。




続いて、2枚目のソロアルバム realtime to paradise が 1987年3月21日リリースされました。

当時私が買っていた音楽雑誌はいろいろありますが、定期購読していたのは週間FMと、月間GB。(週間FMもGBも三重から静岡に来るときにほとんど処分してしまいました、、ああ、惜しいことをしたもんだ)
GBは杉山さんの連載があったり、特集記事も多く、アルバムのことも取り上げられていたので、楽曲を聴いたのが先か、雑誌が先だったのか、もう記憶は混ざっていますが、
「すごく楽しそう」「とても充実している雰囲気」が伝わってきて、こちらも幸せな気持ちになれたものでした。


あとは、私が初めて杉山さんのコンサートへ行ったのが、1987年4月21日、名古屋市民会館のコンサートで、reartime to paradise ツアーでした。
よく覚えていませんが、特にツアー初日とか、千秋楽とかではなく、たぶん7日めとか8日目あたりだったんじゃないかな。
平日だったから、帰りは23号線を車で帰って来たのよねぇ。よくうちの父親が行かせてくれたと思うけど。(これが東京や大阪だったらたぶん絶対許してくれなかったと思う)
次の日の数1の小テストが辛かったのもいい思い出だわ。






REALTIME TO PARADISE/杉山清貴【公式】

ちょっと音が曇っているようなきがしますが、これも公式なので。
まだこっちの映像のほうが、テケトーではあるけど、いいと思います。


杉山清貴/リアルタイム・トゥ・パラダイス
#01 reaitime to paradise
#02 MYSTIC LADY
#03 bound for RIVER's ISLAND
#04 タイをはずして
#05 想い出のサマードレス
#06 BORDER LINE
#07 Cape Light
#08 MOVING MY HEART
#09 モノローグ
#10 THE DREAM
#11 最後のHoly Night
バップ

produced by kiyotaka sugiyama
director shigeru matsuhashi
sound adviser hiroyuki iso

recording date sep.12.'86~jan.9.'87

drums:jun aoyama eiji shimamura masahiro miyazaki
bass:kouki ito yasuo tomikura hideki matsubara
keyboards:masanori sasaji sun sato tadashi namba hidetoshi yamada
guitars:kenji kitmura tsuyoshi kon takayuki hijikata makoto matsushita
acoustic guitar:shuei yoshikawa
horn:toshio araki fumiko iwase sumio okada shinji okano shin kazuhara nobuo kato junichi kanezaki yoshikazu kishi fumio shiroyama kenji nishiyama yoshitaka hanasaka takaaki hayakawa makoto hirahara shigeo fuchino
percussion:hiroyuki iso
synthe programing:keishi urata noritaka ubukata hiroshi kitashiro hideki matsutake
backing vocal:shuji otsuka yasuhito kido kiyoshi hiyama makoto matsushita
rhythm arranger:hiroyuki iso masanori sasaji ken sato jun sato makoto matsushita
backing vocal arranger:yasuhiro kido kiyoshi hiyama

photographer:goro iwaoka


ジャケットは「おお!ほんとに顔出しした!」(まあ、うつむき加減ですが)記念すべき初顔出し。おなじみ岩岡吾郎さん撮影。


このアルバムは「明るい陽気な杉山さんが好き」な人に向いていますね。

ノーテンキなくらい、楽しい、幸せ、、幸せというか明るさがビシバシ感じられます。笑顔指数100%です。

重厚なマイナーコードの音もあるし、明るいポップなのもあり、それずるいよね、というようなバラードもあり、バラエティに富んでると思います。
アルバムとしてひとつのまとまりはもしかしたら無いかもしれませんが、聴いてて全然飽きないです。
当時は車によく乗せてもらいましたが、必須アイテムでした。(津市は車がないと、生活できませんので。。。。)


#01 reaitime to paradise
作詞:大津あきら 作曲:杉山清貴 編曲:佐藤準

文法的にはおかしいのかもしれませんが、リアルタイムからパラダイスへ。
アルバムオープニングにふさわしい、明るく軽快なナンバー
もちろんツアーでもオープニング曲でした。
初めての生で目の前で動いている本物の杉山さんだったから、よけいにこの曲が好きなのかもしれません
あとはあれだ、ホライズンとか、光の天使とか、そういう言葉にも弱いんだよなあ

#02 MYSTIC LADY
作詞:青木久美子 作曲:杉山清貴 編曲:笹路正徳

明るくさんさんとした太陽から一気に夜、って感じのアダルトな雰囲気の曲
この曲のギュイーンって下降する音が好きです


#03 bound for RIVER's ISLAND
作詞:青木久美子 作曲:杉山清貴 編曲:佐藤健
こちらはオメガの RIVER's ISLAND からタイトルを拝借した作品
「男女七人秋物語」のラストにインスパイアされて作った曲
ギターソロがカッコいくてうっとり。エンディングのギターも素敵です。
杉山さんの半音階のメジャーなメロが好きな人にはたまらない曲でしょう



#04 タイをはずして
作詞:青木久美子 作曲:杉山清貴 編曲:松下誠

私はこの曲のベースの ダーダダッダッダ♪ のところがたまらなく愛おしい



#05 想い出のサマードレス
作詞:松井五郎 作・編曲:磯広行

4曲目と5曲目の流れがほんとにいいですね。



#06 BORDER LINE
作詞:大津あきら 作曲:杉山清貴 編曲:笹路正徳

これもたぶんこのアルバムで人気が高い曲だと思います。
大津さんはやはりカッコいい担当ですなあ。

#07 Cape Light
作詞:売野雅勇 作曲:小田裕一郎 編曲:笹路正徳

売野さん、小田さん、笹路さんというこれまた素敵な組み合わせでうっとりの曲
私はこの曲のリズム感が大好きです。ベースがたまらなく好き。



#08 MOVING MY HEART
作詞:青木久美子 作曲:杉山清貴 編曲:松下誠
最高。
このアルバムの中で一番好き。

この歌からどれだけパワーをもらったことでしょう。


#09 モノローグ
作詞:松井五郎 作・編曲:佐藤健
名バラードですね。思い切り泣けます。


#10 THE DREAM
作詞:Tommy Snyder 作曲:杉山清貴 編曲:磯広行 
個人的に、私はこれ嬉しかったですね、だってトミー・スナイダーが作詞なんですもの。。。
ほんとはこの曲で終わりなのがアルバムとしては正しいのかしら?
これもクリスマスとかに聴きたくなる曲です


#11 最後のHoly Night
作詞:売野雅勇 作曲:杉山清貴 編曲:笹路正徳
でもまあ、素晴らしい曲なんですよね。白旗~。



そうそう、リアルタイム・トゥ・パラダイスツアーの日、アンコールで「ALONE AGAIN」をやったんですよね。
「28年間生きてきた中で一番好きな曲です」って言ってました。
そう言っただけで、まわりのファンの方々に嬉しさがば~~~~~って広がっていって、オメガ時代にコンサートへ行けなかった私がちょっと切なくなるくらい、あの会場を包んだみなさんの喜びオーラがすごくよかったです。
たぶんあそこにいた、昔からのファンの人は「まさかここでこれが聴けるとは」って思ったんだろうなあ。






アナスタシア・ソボレワとヴィクトル・レベデフ お幸せに!

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オマール大好きさんから、嬉しいお知らせいただきました。お忙しい中いつもありがとうございます!

ミハイロフスキー劇場のアナスタシア・ミハイロヴナ・ソボレワとヴィクトル・アレクサンドロヴィチ・レベデフが来年新春にご結婚だそうですよ。

ナスチャ、ヴィクタル、おめでとうございます。素敵なカップルですね、どうかお幸せに!!!!





みなさまにも幸せのおすそわけです。




※画像の無断転載、無断使用はかたくお断りいたします

アナスターシア&ヴィクタル おめでとうございます♪












 








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